広島県呉市安浦町の西沖水産から、一年中新鮮な広島牡蠣をお届けします!通年販売「かき小町」、冬期販売「安浦うららかオイスター」、春期販売「安浦スプリングオイスター」、広島牡蠣を通販・直売しています。

11月6日販売分から、表示が生食用表示となります。今年の牡蠣は、殻は小振りですが、身入りがとっても良いので、お楽しみ下さい!

当サイトはH29年10月31日にリニューアルしました。旧カートからの会員情報が、どうしても引き継げなかったので、当面の間、旧カートと併用して運営していく予定です。旧カートへは、こちらをクリックしてお入りください。
ご不便をお掛けして誠に申し訳ありません。

牡蠣養殖作業

清浄海域・三津湾

呉市安浦町 三津湾海域

牡蠣を育む豊かな海と、その周辺のご案内

すぐそこが山、すぐそこが海


「安浦牡蠣屋さんストリート」(私が勝手にそう呼んでます)R185沿いに並ぶ数軒の牡蠣屋さんを、海側から見たところ。中央より少し右側の、青い屋根、船が付けている作業場が、西沖水産の自宅兼作業場です。家の裏は山、家の前は海、というシチュエーションで私たちは日々暮らしています。

        まさに、「すぐそこが海、すぐそこが山、安浦町」という感じです。

  
      当店で「安浦うららかオイスター」と名付けている牡蠣の養殖場所、「杭打ち式漁場」は、昔ながらの牡蠣養殖が行われている、全国でも希少な漁場であり、同時に広大な「アマモ」の群生地でもあります。

        干潮時にはこのへん一帯のアマモが水面に見え、そしてこうなってしまうと、アマモがスクリューに絡まってしまうため、船が入ることができません。遠目に見ると緑色の絨毯のようで、大変美しいです 



この安浦の海には、野呂川、という川の水が流れ込んでいます。

野呂川の河口付近

この川が流れている「野呂山」は、安浦のすぐ近くにあり、さかのぼって行くとすぐに山の山頂に行く着くため、途中の人家はとても少なく、川の水は大変きれいです。


山頂につくと、名水が頂ける神社があります。


   野呂山山頂から安浦方面を見た景色。
山からすぐ海になり、そして島々に囲まれた、穏やかな環境のもと、安浦のカキは育っているのです。

杭打式漁場

杭打式漁場

海のゆりかご「アマモ」に守られた、豊かな漁場のご紹介

潮干帯


      岸壁にくっついている牡蠣を、見た事ありますか?そして何故、牡蠣は岸壁にくっついているんでしょうか・・・?
実は、牡蠣はもともと潮干帯を好む性質を持っているからなんです。潮干帯とは、一日の半分ぐらいは海に浸かっていて、半分は海上に現れる場所の事です。そしてこのような場所にくっついている牡蠣の殻は、ものすごく硬くて頑丈です。。


安浦の「杭打式漁場」

        私たちが牡蠣養殖をしている、呉市三津湾安浦海域には、全国でも数少ない「杭打式漁場」が現存しています。杭打式漁場は、浅瀬に杭を打ち込み、牡蠣を掛ける棚を作って、そこに牡蠣を掛けて、牡蠣を養殖する漁場です。この漁場は満潮時にはすべて海面下に隠れ、干潮時には杭の下の方まで、海面が引きます。

  
      「杭打ち式漁場」は、広大な「アマモ」の群生地でもあります。

        干潮時にはこのへん一帯のアマモが水面に見え、そしてこうなってしまうと、アマモがスクリューに絡まってしまうため、船が入ることができません。遠目に見ると緑色の絨毯のようで、大変美しいです。

先に書いたように、牡蠣はもともと潮干帯を好む性質を持っているので、昔の牡蠣養殖は殆ど、このような浅瀬で行われていました。しかし現在は開発によって、浅瀬の殆どが埋め立てられ、ここ安浦は昔ながらの漁場が残る、全国でも珍しい海域となっています。 


杭打式漁場に吊ってある牡蠣の垂下連。一日の半分は陽に照らされているので、岸壁にくっついている牡蠣のような、殻の固い身の締まった牡蠣になります。


作成中の杭打式漁場。これを作るためには小潮の干潮のピーク時から、満潮になるまでの数時間内に一気に仕上げる必要があるので、結構大変です。。


杭打式漁場の海面下のアマモ。この海域にはいろんな魚が産卵のためやってきます。魚たちの隠れ家であり、ゆりかごでもあるんですね。


杭打式漁場に吊れる牡蠣の量は、筏式漁場に比べて極端に少なく、吊れる量が限られているので、色々工夫しています。そのうちのひとつ、耳吊式養殖法。牡蠣の蝶番部分に穴を開け、それをテグスでロープに繋いで垂下連を作ります。

耳吊式養殖法と、杭打式漁場のコラボレーション。どちらもものすごい手間暇が掛かりますが、愛情込めて育てています。

かき小町の採苗

かき小町の採苗

かき小町の人工採苗から、皆様のお手元に届くまで

かき小町の両親

      かき小町の両親は、実はマガキ(一般に出回っている牡蠣)です。通常の牡蠣は自然の状態で、夏に一遍に海中で産卵します。それを採苗して私たちが育てるのも、この広い海で一遍に行えるので、あまり制約がありませんが・・・、

人工採苗は、栽培漁業協会と、水産技術センターの水槽で行うので、

とにかく「いっぺんに種が採れません!」というわけで、採苗作業は春から秋にかけて、少しずつ行われます。
まずはマガキの両親を暖かい海水で育てて(センターの水槽で)、夏を演出し、性成熟させて、早期に産卵させます。


  この時何も行わないと、両親はマガキなので、当然生まれた牡蠣も通常の牡蠣(二倍体牡蠣)になります。

  受精卵が「不要な染色体を捨てる」(第二極体放出)段階で、受精卵に何らかの刺激を与えて、第二極体放出を行わせないようにすると、三倍体かき(かき小町)になります。


  このような作業を、春から秋にかけて繰り返し、必要数採苗できるまで、少しずつ何度も行っていきます。




      まず最初に、広島県栽培漁業協会が人工採苗によって生産した三倍体牡蠣の種苗を、広島県立水産海洋技術センターまで運びます。運んだ時の種苗は黒い粉状となっています。


   その種苗をセンターで海水に溶かして活性化させて、水槽で活かせると、人工採苗作業の始まりです。センターでの作業はすべて職員の立ち会いのもと、私たち漁業者の手によって行います。水槽に種苗を泳がせ、その水槽に帆立て貝の殻を浸けて、かき小町の種苗を採苗します。採苗した種苗は水槽から取り出し、センターの筏に吊るして、数日間育成します。

 そして持ち運び可能な程度に種苗が育つと、その時点でセンターから漁業者が種苗を購入し、当店もその後安浦の湾内に持ち帰り、1年半大切に育てるのです。


    写真はセンターから持ち帰ったばかりの、かき小町の種苗です。1年半育てたあと、一度水揚げして大きさごとにサイズ分けをします。


かき小町の小さな種苗。小さくてもりっぱなかき小町です。


   初めは小さな種だった「かき小町」ですが、産卵にエネルギーを必要としない分、通常の牡蠣よりも大きくなりやすい性質を持っています。しかし人工採苗のため、量産が難しい牡蠣でもあります。私たちの試行錯誤もまだまだ続きます。。。

マガキの採苗

マガキの採苗

  夏になると、親カキが一斉に海中に産卵、放精をします。受精して、カキの種苗になったのを、ホタテ貝の殻を使って付着させ、採苗します。

      沖美町大黒神島沖。
  左手に見える無人島が、大黒神島です。私たちは、ここに筏を所有している方に筏をお借りして、採苗させていただいています。
  いつも、お世話になりまして、有り難うございます。

  このように、筏にコレクターをつり下げ、採苗します。このまま1週間ぐらい、吊っておきます。このとき、海水の中のカキのタネを思い描きながら、海水をじーっと眺めてしまいます。
              
       どうか、タネが付きますように、と。
  
       周囲の筏で同様の作業をしている、カキ屋さんの船が沢山見えます。


         ほぼ広島中のカキ屋さんの船が、一斉にこの近辺に集まって来ていると思われます。たまに見知らぬ方との情報交換などで、話しが弾んだりすることも・・・。

    牡蠣の種は、このようなコレクターというものを使って、採苗します。持って帰ったタネを、クレーンを使って、抑制棚にかけている所です。

    黒や茶色の点々が、カキの種です。
        採苗したカキの種苗は、抑制棚というところに掛けて置いて、半年ぐらい保存します。

   抑制棚は、潮が満ちたり引いたりする場所(潮干帯)にあって、種は一日の半分しか、海水に浸かることが出来ません。ここに掛けて、日に照らして強くしながら、春に筏に養殖するまで半年待ちます。



    安浦から大黒神島へ行く途中、音戸大橋という橋の下をくぐります。ここには立派な橋が架かっているのですが、昔ながらの風情のある連絡船が、今も現役で運行しています。一度乗ってみたい。。

牡蠣養殖アルバム

出荷時期以外のお仕事
春 筏組み

      春までに、そのシーズンのカキは、全て(基本的に)水揚げが済んでいるので、痛んでいる筏を処分して、新しい筏を作ります。

        カキのシーズンが終わる春、その年に水揚げするべき筏が水揚げが済んで、空になります。その際、痛んでいる筏を処分して、新しい筏を作ります。毎年二台ずつぐらい、作り直します。


   筏を組む場所は、潮干帯にあって、干潮時しか筏を組むことができません。未完成の場合は、陸地と紐でつないで置かないと、満潮時に浮いて流れて、どこかへ行ってしまいます。

         出来上がったとき、満潮時に、船で筏をこいで引っぱり出せるように、このような作りになっています。


本垂下

     春になり、海水中のプランクトン(カキのエサ)の量が増えてくると、種を筏に吊って、一気に大きく育てます。

     1日の半分しか海水に浸かることが出来ずに、エサをあまり食べられなかったカキの種が、今度は一日中エサを食べられる海水中に吊られることで、いっぺんに沢山のエサを食べようと、どんどん大きくなります。

       長さ6メートルぐらいの針金に、プラスティックの管と、カキの種が付いたホタテ貝の殻(コレクター)を、交互に通して筏に吊ります。


本垂下作業をしているところ。 むさくるしくて、すみません・・・。



6月頃 コレクター作り(盤通し)


      作り方は、2メートルの針金に、ホタテ貝の殻と、プラスティックの1センチくらいの管(豆管)を、交互に通し、片側ホタテ貝の殻40枚(両側で計80枚)ぐらい通します。

       こんな感じで、ぼちぼちと・・・。一人なので、好きなラジオや音楽をかけながらやります。私はカキ養殖作業中、この作業が一番好きで、年中、こればっかりやっていたいぐらいです。
   なんか、無心になれて・・・。 


夏 採苗

    採苗したカキの種苗は、抑制棚というところに掛けて置いて、半年ぐらい保存します。


     抑制棚は、潮が満ちたり引いたりする場所(潮干帯)にあって、種は一日の半分しか、海水に浸かることが出来ません。ここに掛けて、日に照らして強くしながら、翌年春に筏に養殖するまで半年待ちます。

  そして採苗が無事終了すると、秋口の出荷に備えて、牡蠣の選別作業が始まります。
   

牡蠣の選別・洗浄・浄化作業

西沖水産は、とってもちいさな牡蠣屋です。
なので、生産できる牡蠣の量は僅かです。
ですがその分、牡蠣養殖にうんとこだわりを持って、日本一の「こまい(小さい)牡蠣屋」になろうじゃないか、というポリシーのもと、生産に励んでいます。

      こちらのコーナーでは、そんな小さな牡蠣屋の牡蠣養殖風景を、少しですがご紹介してみます。

牡蠣の水揚げ


      筏に吊ってあるカキを、クレーンを使って水揚げします。この牡蠣の垂下連は、約長さ6メートル、牡蠣の塊が約20個(塊)ついています。


牡蠣の選別
  筏から水揚げしたカキは、管や、ホタテ貝の殻や、付着生物やら、固まりのカキなどと一緒になって上がってくるので、このように、ふたつくっついているのも、片側を
叩いて、バラバラにします。


       その際、ゴミや付着生物など、出来るだけ取り除きます。

  この時点で、型の悪いものは処分し、型の良いものだけを選別していきます。(農業でいえば間引き作業に当たります。)

  
再垂下(活かし込み)

     選別したカキは、かごに入れ替え、今度は「杭打式漁場」という、潮干帯にある漁場にに吊り直して、出荷時期を待ちます。  


洗浄・浄化

    このあたりの海水はとてもきれいなのですが、当店ではその海水を、さらに濾過しています。

      濾過した海水は、この「紫外線殺菌装置」という機械を通って、殺菌されます。 


  海水を濾過する濾過タンク


      濾過し、紫外線殺菌された海水が流れる浄化水槽。この水槽に殻付きの状態の牡蠣を活かせて、カキを浄化します。

このような行程を経て、当店のカキがお客様のお手元に届くのです。お楽しみ頂ければ幸いです。


カレンダー
  • 今日
  • 定休日

店長日記

こんにちは!ショップ管理人の西沖 清香です。

牡蠣の事やら、牡蠣と関係ない事やら、ゆる~くブログ更新しています。

店長日記はこちら >>

下記にメールアドレスを入力し登録ボタンを押して下さい。

変更・解除・お知らせはこちら

Yahoo!ウォレット アクセプタンスマーク

ページトップへ